梅雨だからこそ感じた、自然の中で深呼吸する心地よさ。雨と、緑と、紫陽花と。

サロン便り

先日、少し足を延ばして世羅まで出かけてきました。

目的は、お友達が書いてくれた七夕の短冊を、絵馬へ書き写して奉納することです。
叔父が氏子を務める神社なので、「身内の神社なら、みんなの分をたくさん書いても気兼ねないかな(笑)」なんて思いながら、ちょっとワクワクして出かけました。

ところが当日は、梅雨明け前ということもあり、車のワイパーが追いつかないくらいの大雨。山道では霧も濃くて、「今日は一日こんなお天気かな」と少し心配しながら車を走らせていました。

でも、その雨が思いがけず、私に大切なことを教えてくれました。

雨上がりの景色に、思わず足を止めました

道中では、ダムの迫力ある放水を見ることができました。勢いよく流れる水を眺めているだけで、「雨ってこんなにたくさんの恵みを運んでくれているんだな」と感じます。

そして神社へ着く頃には、不思議なくらい雨が止んでいました。境内には、雨に洗われた澄んだ空気。

たっぷり水を含んだ紫陽花が、雨の日だからこその美しさで咲いていました。木々の緑も、いつもより鮮やかに見えて、思わず何度も深呼吸。

たまたま居合わせた従兄と「空気も美味しいね。」と語り合い、しばらく景色を眺めていました。

「リフレッシュしなきゃ」と思っていたわけではありません

この日は「自然の中でゆっくりしよう」と思っていたわけではなく、目的があって出かけた先で、たまたま出会えた景色でした。

それなのに、帰る頃には「あれ?なんだか肩の力が抜けているな」と感じていました。忙しい毎日を送っていると、

「何かしなきゃ。」
「リフレッシュしなきゃ。」

そんなふうに、自分を元気にすることまで頑張ってしまうことがあります。

でも本当は、頑張って休もうとしなくても、ふと心が動く景色や、季節の空気に触れるだけで、「気持ちいいな」「ホッとするな」と感じる時間があるのかもしれません。

今回は、それを改めて教えてもらったような気がしました。

身体は、思っている以上に周りの環境を感じています

私たちの身体は、気温や湿度、光、音、香りなど、周りの環境からさまざまな影響を受けています。

例えば、緊張していると呼吸が浅くなっていることがありますし、反対に安心できる場所では、自然と肩の力が抜けることもあります。

もちろん、それだけで身体の状態が変わると言えるものではありません。

でも、今回の私は、自然の中で過ごしているうちに、気づけば何度も深呼吸をしていました。
「深呼吸しよう」と意識したわけではないのに、身体が自然とそうしていたんです。

身体は、本当に正直なものですね。

その方だけの、日々の身体があります

サロンでお客様のお身体に触れていると、「肩がつらい」という同じお悩みでも、その背景は本当にさまざまだと感じます。

デスクワークが続いている方。
家事や育児で忙しい方。
眠りが浅くなっている方。
気づかないうちに身体へ力が入りやすくなっている方。

毎日の過ごし方が違えば、お身体の使い方も違います。
だから私は、「肩がつらいから肩だけ」という見方はしていません。

身体はそれぞれの部位がつながり、お互いに影響し合いながら働いています。

そのため、気になる場所だけではなく、お身体全体の動きやバランスを確認しながら、その日の状態に合わせた施術をご提案しています。

「このお疲れは、どんな毎日の積み重ねから来ているのかな。」

そんなことを考えながら、お客様のお身体と向き合う時間は、私にとっても大切な時間です。

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